1.網膜への神経幹細胞の生着・分化、機能発現。特に機能発現に関しては、ブレイクスルーが必要となる最大のテーマで、幹細胞のオリジンや補助因子の選択、適切な遺伝子導入などが必要。高橋政代博士の仕事を大規模に展開する必要があり、京大再生研、ウイルス研、発生・再生研(神戸・理研)、などの協力が必要。
2.網膜神経細胞と視神経などとの神経回路と機能の確立。血管系の構築など。
3.各種病態(網膜色素変性症、加齢黄班変性症・網膜剥離・緑内障・綱膜血管閉塞症・糖尿病性網膜症など)における網膜再生
4.高等哺乳類(サル、チンパンジー)による検討。
5.角膜再生療法の確立。GMP対応で上皮・実質・内皮・角膜幹細胞の大量生産技術・臨床応用システムの確立(ガイドライン)。保険点数(これは厚生労働省の協力が必要)。
6.上記のため、ES細胞などからの拒絶反応を受けないユニバーサルの幹細胞の作製。
7.視神経の再生。
8.広義のDDS(薬物送達システム)または生体内環境学研究者の協力。


項目に戻る  次のページへ

Copyright 2004 Mizushima. All right reserved.